ウクライナ危機も、キプロスの余波-キャピタル・エコノミクス

ウクライナではキプロス救済の余波 で金融危機が発生し、同国への資金流入が阻害される可能性があると、 キャピタル・エコノミクスが指摘した。

新興市場担当エコノミストのリサ・エルモレンコ氏(ロンドン在 勤)によると、ウクライナの対内直接投資の約3分の1をキプロスが占 める。企業が節税のためにキプロス経由で資金を移動していることが背 景にあるという。同氏は電子メールで28日配布したリポートで、資本規 制によってこうした資金流入が混乱し、企業活動を抑制する恐れがある と指摘。

同氏は「キプロス救済で金融市場の新たな緊張の高まりが引き起こ された場合、ウクライナへの影響は極めて大きい」とみている。

ウクライナは昨年10-12月(第4四半期)にリセッション(景気後 退)に陥った。鉄鋼など商品輸出の需要鈍化に伴う鉱工業生産の落ち込 みが響いた。

原題:Cyprus Fallout Risks Tipping Ukraine Into Crisis, Capital Says(抜粋)

--取材協力:Paul Abelsky.

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