米社債保証コスト低下、キプロスの銀行再開-CDS取引

28日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下。キプロス の銀行が2週間ぶりに営業を再開したほか、ドイツの小売売上高が前月 から増加したことで、欧州債務危機が悪化する恐れがあるとの投資家の 懸念が和らいだ。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時(日本時間29日午前5時)現在、1.9ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)低下の90.6bp。今週に入り最も大幅な下げ となった。

キプロスの銀行は28日に営業を再開。再開直後のパニック的な預金 引き出しを防ぐため、政府は引き出し額に上限を設けた。独連邦統計庁 が発表した2月の小売売上高指数(インフレ・季節調整済み)は前月 比0.4%上昇。エコノミストは0.6%低下を見込んでいた。

ミシュラー・ファイナンシャル・グループの債券シンジケート・プ ライマリーセールス責任者、ロナルド・キグリー氏は電話インタビュー で、「良いニュースは銀行が再開したことで、悪いニュースはあらゆる 制限が付いていることだ」と指摘。「キプロス問題が他の周辺国にどの 程度影響するかは分からない。見極めには時間が必要だ」と述べた。

原題:U.S. Corporate Credit-Swaps Index Falls as Cyprus Banks Reopen(抜粋)

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