NY金:反落、欧州懸念が後退-2001年以来の2四半期連続安

ニューヨーク金先物相場は反落。キ プロスの銀行が営業を再開したのに伴い欧州債務危機が深刻化するとの 懸念が後退、金に資金逃避する動きが鈍った。四半期ベースでは2001年 以来となる2期連続の下落。

キプロスの銀行はほぼ2週間ぶりに営業を再開した。米商務省が発 表した昨年第4四半期の実質国内総生産(GDP)確定値は改定値から 上方修正された。米金融当局が緩和を緩めるとの観測を背景に、金を裏 付けとする上場投資信託(ETF)の保有高は1-3月に6.9%縮小し た。金は今年に入って4.8%下落している。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズのシニア市場ストラテジ スト、アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話インタビ ューで、「キプロス問題という金にとっての支えが弱まりつつあり、買 い進める新たな理由が見当たらない」と指摘。「金は失望の四半期だっ た」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.7%安の1オンス=1595.70ドルで終了した。

原題:Gold Declines in Worst Run Since 2001 as Economic Concerns Ease(抜粋)

--取材協力:Maria Kolesnikova.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE