欧州株:上昇、独小売売上高を好感-3四半期連続のプラス

28日の欧州株式相場は上昇。2月の ドイツ小売売上高が予想に反して増加したほか、キプロスの銀行がほぼ 2週間ぶりに営業を再開したことが手掛かり。指標のストックス欧 州600指数は四半期ベースで3四半期連続のプラスとなった。

オランダの飲料会社DEマスター・ブレンダーズ1753は昨年6月の 上場以来で最大の値上がり。ドイツの同業ヨー・A・ベンキーザーと身 売り交渉を行ったことを明らかにした。オランダのケーブルテレビ (CATV)事業会社ジゴは昨年10月以来の高値を付けた。米リバテ ィ・グローバルが12.7%の株式を取得した。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%高の293.78で引けた。前週末 比では0.1%下げ、月初来の上昇率は1.3%。年初来では5%高となっ た。

クッツ(チューリヒ)のノーマン・ビラミン最高投資責任者 (CIO、欧州担当)は「イースターの休みを控えた市場参加者にとっ て、ドイツの小売売上高がプラス材料だった」と述べた上で、「だが、 欧州経済が2つのスピードで動いているとの見方を強調したに過ぎな い」と続けた。

ドイツ連邦統計庁が発表した2月の小売売上高指数は前月比0.4% 上昇。ブルームバーグ・ニュースが市場関係者24人を対象にまとめた調 査の中央値では0.6%低下と見込まれていた。1月は3.0%増(改定値) だった。

28日の西欧市場では、15カ国中12カ国で主要株価指数が上昇した。 ノルウェーとデンマーク、アイスランドは祝日のため休場だった。

原題:European Stocks Advance as German Retail Sales Unexpectedly Rise(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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