加ブラックベリー:12-2月は予想外の黒字-コスト削減で

カナダのスマートフォン(多機能携 帯電話)メーカー、ブラックベリーの2012年12月-13年2月(第4四半 期)決算は、予想に反して黒字となった。コスト削減プログラムが奏功 した。売上高はアナリスト予想に届かなかった。

28日の同社発表によると、一時項目を除いた1株当たり利益は22セ ントとなった。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は1 株30セントの赤字。同社は今四半期は「収支とんとん」に近づくと見込 んでいる。

売上高は26億8000万ドル(約2530億円)に減少。予想平均は28 億3000万ドルだった。

ブラックベリーはこの日、共同創業者で元共同最高経営責任者 (CEO)のマイク・ラザリディス氏がディレクター兼副会長職を退任 すると発表した。同社CEOには昨年1月にソーステン・ハインズ氏が 就いている。

ハインズCEOは事業立て直し計画の一環として昨年、10億ドルの 年間コスト節減策に着手。5000人の従業員を削減し、プライベートジェ ット機を1機売却したほか、製造拠点を従来の10カ所から4カ所に減ら した。同社によると現在の従業員数は約1万2700人。

ブラックベリーの新機種「ブラックベリー10」端末の第4四半期出 荷台数は約100万台。アナリスト予想平均値の110万台を下回った。全機 種の出荷台数は600万台と、予想の690万台に及ばなかった。

ただブラックベリー10の2モデルのうち全タッチスクリーン型の 「Z10」の発売に遅れが生じたことから、10の販売効果は判断が難しく なっている。英国でZ10が発売されたのは1月31日、カナダが2月5 日。続いてアジアと欧州で発売され、米国で発売されたのは今四半期に 入った3月22日だった。

原題:BlackBerry Reports Surprise Profit After Cutting Expenses (2)(抜粋)

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