中国株:上海総合指数、3カ月ぶり安値-銀行や不動産安い

中国株式相場は反落。上海総合指数 が約3カ月ぶりの安値となった。銀行の富裕層向け商品に関する新規制 の導入で、銀行の利益と国内経済の拡大ペースが鈍化するとの懸念が強 まった。

金融株が売られた。興業銀行(601166 CH)は値幅制限いっぱい の10%安。中国民生銀行(600016 CH)は8.8%下げた。中国銀行業監督 管理委員会(銀監会)が富裕層向け商品の販売に関する規則を厳格化し たほか、国務院が金利規制の緩和方針を示した。

不動産開発の万科企業(000002 CH)は2.6%安、金地集団(600383 CH)は4.2%安。減益決算を発表した中国の保険最大手、中国人寿保険 (601628 CH)は1.7%下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比64.96ポイント(2.8%)安の2236.30と、下 落率が3週間で最大となった。上海、深圳両証取のA株に連動する CSI300指数は3.3%安の2499.30で引けた。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントの郝康ファン ドマネジャーは、銀監会が打ち出した措置について「銀行の利益と資産 の質に影響が及ぶだろう」と指摘。「不動産会社は富裕層向け商品を通 じて多くの資金を得ているため、この問題はマイナス材料だ。銀行と不 動産は経済の中核であるため投資家はうろたえている」と話した。

原題:Chinese Stocks Slump to Three-Month Low on Wealth Product Rule(抜粋)

--取材協力:Darren Boey、Zhang Shidong.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE