欧州議会:ファンドマネジャーへの賞与規制、当初案より緩和も

欧州議会はファンドマネジャーに固 定給を超える賞与の支払いを禁止する案について、ファンドが投資家の 意思を投票で示す機会を設けることを条件に緩和する可能性がある。

欧州議会の経済・金融問題委員会は先週、欧州連合(EU)の「譲 渡可能証券の集団投資事業(UCITS)」指令の対象であるファンド の運用担当者に基本給を超えるボーナスを支払うことを禁じ、成功報酬 を抑制する案を賛成22票、反対16票で可決した。基準作りを主導してき たスベン・ギーゴルド議員によれば、議員らは5月に予定されている本 会議での採決の前に規制案の審議を進める計画。

ギーゴルド議員はインタビューで、報酬に関する投票の機会を投資 家に確実に与える策をファンド業界が明確に示せば「歓迎する」と発 言。「それが法案に盛り込めれば大変望ましい。株主民主主義の向上に つながる」と話した。

欧州連合(EU)はこの日、加盟各国代表による会合でバンカーに 対する報酬の規制案を承認したが、欧州議会によるファンドマネジャー 報酬規制案はそれよりも厳しい内容だ。金融業界は両案はいずれも固定 費の増加につながりかねず、欧州の競争力を損なう恐れがあると批判し ている。

原題:EU May Adjust Fund-Manager Pay Rules to Mirror Curbs on Bankers(抜粋)

--取材協力:Ambereen Choudhury、Kevin Crowley.

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