中国:1-2月の工業利益、前年比17.2%増-景気回復に寄与

中国の1-2月の工業セクター企業 利益は前年同期比で17.2%増加し、同国の景気回復を後押しした。

国家統計局の28日発表によると、1-2月の工業利益は7092億元 (約10兆7400億円)。前年同期は5.2%減だった。昨年12月単月 は17.3%の伸びを示していた。1-2月の工業セクターの売上高 は13.1%増の13兆7000億元。統計局は春節(旧正月)の連休に伴うゆが みを理由に、1、2月の単月データを公表していない。

ソシエテ・ジェネラルの中国担当エコノミスト、姚偉氏(香港在 勤)は統計発表前に、景気回復などを背景に「利益の伸び回復が続くだ ろう」と予想。「既存の過剰生産性に伴い以前ほど大幅な伸びにならな い可能性はあるものの、投資拡大につながるだろう」と述べた。スタン ダードチャータードは1月時点で、景気回復や輸出需要の改善などに伴 い、今年の工業利益が平均30%増となる可能性があると予想していた。

JPモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏 (香港在勤)は、そうした見通しは「楽観的過ぎる可能性がある」とみ る。同氏は27日に北京でブルームバーグテレビジョンのインタビューに 答え、「現段階で製造業投資は依然として回復シナリオの最も不透明な 部分だろう」と指摘し、「企業利益は通常、景気好転や底入れの時期を 示唆する良い先行指標となる」と述べた。

原題:China Industrial Profits Rise, Bolstering Economic Rebound (1)(抜粋)

--取材協力:Stephen Engle、Nicholas Wadhams.

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