同性婚認めない米連邦法、最高裁判事の過半数が疑問呈する

米連邦最高裁判所が初めて同性婚の 是非を問う訴訟で、過半数の判事が結婚を男女間に限定する連邦法の合 憲性について疑問を呈し、全米で同性婚を認める動きを後押しする判決 が下される可能性が示唆された。

最高裁は国内世論が最も大きく分かれる問題の一つである同性婚を めぐる訴訟の2日目の審理を終えた。判決を左右する可能性のあるアン ソニー・ケネディ判事は、同性愛者のカップルに対する権利や給付を制 限する法律について、連邦政府による越権行為だとの認識を示唆した。

米国では政治家や国民の間で同性婚を支持する声がかつてないほど 高まっている。現在は9つの州と首都ワシントンが同性婚を認めてい る。

今回の訴訟の原告は同性の配偶者を亡くしたニューヨーク在住の女 性。オバマ政権はこの女性と共に1996年制定の結婚保護法(DOMA) を無効にするよう最高裁に求めている。同法の下では、同性の配偶者は カップル共同で納税申告する権利や、遺族給付金を受け取る権利を認め られておらず、異性婚の夫婦が利用できる連邦政府の給付を請求するこ とができない。

原題:Supreme Court Majority Casts Doubt on Federal Gay-Marriage Law(抜粋)

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