キプロスの預金課税でスペインの銀行に圧力も-国際金融協会

キプロスの金融システム救済のため に銀行の債権者に負担を強制する合意が今週まとまったことについて、 スペインとイタリア、ポルトガルの金融機関が資金調達で圧力にさらさ れる危険があると世界の銀行業界を代表する国際金融協会(IIF)が 警告した。

IIFは27日公表した報告で、「この新たな手法は脆弱(ぜいじゃ く)な諸国、とりわけポルトガルとスペイン、イタリアの銀行の資金調 達ストレスを高めることになりかねない」と指摘。「キプロス救済策は 銀行と国家のバランスシートの結び付きを断ち切るどころか、それを深 めることになるだろう。脆弱な国家へのエクスポージャーがある銀行 は、預金者や債権者にヘアカット(債務減免)を求めざるを得なくな り、景気下降や財政悪化を引き起こす」との見解を明らかにした。

報告はその上で、「欧州中央銀行(ECB)による支援を市場は再 び過信し、ユーロ分裂のリスクを過小評価している可能性が高い」と懸 念を示した。

原題:Cyprus Aid May Stress Bank Funding Elsewhere in Europe, IIF Says(抜粋)

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