AMRとUSエアウェイズの合併、米連邦破産裁判所が承認

米アメリカン航空の親会社AMR は、USエアウェイズとの合併計画で裁判所の承認を獲得した。ただ、 AMRのトム・ホートン最高経営責任者(CEO)に1990万ドル(約19 億円)の退職手当を支給する案は退けられた。

ニューヨーク・マンハッタンの連邦破産裁判所のショーン・レーン 判事は27日の審問で両社の合併を認めたものの、米政府が「ゴールデン パラシュート」(合併後に解任された場合などに多額の退職金を支給す る取り決め)だとして反対しているホートンCEOの退職手当について は承認を拒否。退職手当の可否はAMRが再編計画の承認を裁判所に求 める際に判断されるべきであり、今は「適切な時期ではない」と語っ た。

AMRは2011年11月、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適 用を申請。翌年2月にUSエアとの合併計画を発表した。合併が承認さ れたことで再編の完了と更生手続き適用からの脱却に一歩近づいた。

USエアとの合併は破産裁判所の管理下で進められるAMRの再編 計画に基づいて実施され、債権者の支持とレーン判事による別個の承認 が必要となる。合併が実現すれば世界最大の航空会社が誕生する。 AMRの弁護士、スティーブン・カロトキン氏は再編計画の可否を判断 する審問が約6カ月後に行われるとの見通しを明らかにした。

ホートンCEOの退職手当については、破産手続きを監督する米司 法省傘下の連邦管財官が破産法に違反するとして反対していた。同手当 は合併完了後に株式と現金で半分ずつ支払われる取り決めとなってい る。

原題:AMR, US Airways Merger Approved by Judge; CEO Pay Denied (3)(抜粋)

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