モルガンS出身の下田氏、日本株ロング・ショートの助言開始-4月

旧モルガン・スタンレー・アセッ ト・マネジメント投信出身で、ガレーラ・インベストメントの下田司氏 (43)が4月1日、日本株ロング・ショート戦略ファンドへの助言を始 める。今年1月までの3年間、同様の戦略で自己資金を運用、計91%の リターンを上げており、運用助言に乗り出すことになった。

下田氏が助言するのは海外のファンドオブファンズが期初資金を拠 出し、ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン(UMJ)が運用する 「UMJガレーラファンド」。投資銘柄数は60-150銘柄。当初の運用 規模は10億円程度の見込みで、最大運用規模は200億円、年率15-25% を目指す。

小型株ファンドを担当していたモルガン・スタンレー時代に明確な 市場トレンドに逆らい失敗した経験を生かし、株の方向性を見極めるト レンド分析と業種や銘柄の相対評価を重視する。一方的な上げ相場での 運用はヘッジファンドとしては難しいが、「今後潮目が変わる際はロン グ・ショート戦略が注目される」とみる。

同氏はテクニカル分析に時間を割くため、ファンダメンタルズ(経 済の基礎的諸条件)分析が手薄にならないよう、7月ごろにアナリスト 1名を採用する予定だ。

同氏は1992年に旧東京銀行に入行、99年から01年に旧東京三菱投信 投資顧問(現三菱UFJ投信)で日本株のクオンツ運用。01年から09年 は旧モルガン・スタンレーAM投信で日本小型株運用を担当し、最大で は600億円超を運用した。10年2月に投資助言会社ガレーラを設立して いた。

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