世界のM&A規模、1~3月は減少-注目案件あるも3月低迷

1-3月(第1四半期)の世界の合 併・買収(M&A)案件の規模は減少した。米デルやハインツへの買収 提案がメディアの注目を集めたが、3月の実績がこの3年余りで最少と なったことが響いた。

ブルームバーグがまとめた27日時点のデータによると、1-3月の M&Aの規模は4610億ドル(約43兆4000億円)余り。前年同期比 で4.4%減少し、前期比では36%減少となった。2月には米バークシャ ー・ハサウェイが米食品メーカーのハインツを230億ドル規模で買収す ると発表し、デルも創業者らによる244億ドルでの買収を明らかにし た。しかし3月の案件は1000億ドルと、2009年以来の低水準にとどまっ た。

シティグループのM&Aグローバル共同責任者マーク・シャフィー ル氏は、米国の歳出削減への懸念や中国の指導部交代、欧州の債務危機 問題の長期化で、企業の経営陣は確信を持てないでいると分析した。

ブルームバーグのデータによると、地域別で1-3月に前年同期比 で規模が増加したのは、22%増の北米のみ。欧州・中東・アフリカは 同13%減。アジアは同29%減だった。前期比では3地域とも減少した。

原題:M&A Stumbles as March Deal Drought Overshadows Iconic Takeovers(抜粋)

--取材協力:Jonathan Browning、Robert Burgess.

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