米地区連銀総裁2人、QE3の年内継続求める

米地区連銀総裁2人は債券購入 を2013年末まで継続するよう求める考えを示した。別の当局者は米連邦 準備制度理事会(FRB)の景気刺激策は不十分だと指摘した。

ボストン連銀のローゼングレン総裁は27日にニューハンプシャー州 マンチェスターで講演し、「当局は米国債および住宅ローン担保証券の 大規模な購入を年内は続けるべきだ。ただ購入額の増減については景気 の動向次第で調整の必要があるかもしれない」と述べた。シカゴ連銀の エバンス総裁は、刺激策を「エンジン全開」で続けて「辛抱強く当局の 政策が機能するのを待つべき時だ」との認識を示した。

エバンス、ローゼングレン両総裁とミネアポリス連銀のコチャラコ タ総裁の発言は、景気刺激策の効果の乏しさや悪影響を懸念する当局者 もいる中でバーナンキ議長による記録的金融緩和の継続を後押しするも のだ。FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和策 として毎月850億ドル(約8兆円)の債券を購入する方針を確認した。

コチャラコタ総裁は27日にミネソタ州エディナで講演し、「金融政 策は現状では十分に緩和的ではない」と述べ、利上げを検討する失業率 の基準を6.5%から5.5%に引き下げる形で緩和策を支持する考えを示し た。

原題:Two Fed Presidents Call for Pressing on With QE Through 2013(抜粋)

--取材協力:Jeff Kearns、Steve Matthews、Michelle Jamrisko.

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