米社債保証コスト上昇、イタリアの政局混迷が響く-CDS

27日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。2月の米 中古住宅販売成約指数が低下したほか、イタリアのベルサニ民主党党首 が大連立の可能性がなくなったと述べたことが響いた。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時41分(日本時間28日午前5時41分)現在、2ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上昇の92.5bp。これは20日の新シリー ズ移行以来、最も高い水準。

イタリアの「五つ星運動」は信任投票でベルサニ氏を支持しない意 向を表明、政局の混迷打破に向けた大連立のめどが立たなくなった。欧 州の不安定さと債務危機悪化で、企業の債務返済が困難になるとの懸念 が浮上する恐れがある。

独立系の債券ブローカー・ディーラー、キャロライナ・キャピタ ル・マーケッツのシニアトレーダー、スティーブ・チェアーズ氏は電話 インタビューで、「投資家は欧州や国内の問題を注視しており、それが 市場に影響を及ぼすだろう」と指摘した。

原題:U.S. Credit Swaps Rise; Frontier Communications Plans Bond Sale(抜粋)

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