NY金:4日ぶり上昇、緩和継続の観測-住宅販売統計が悪化

ニューヨーク金先物相場は4営業日 ぶりに上昇。米住宅市場の回復に陰りが見られる中、金融当局が緩和策 を継続するとの観測が強まった。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は前日、景気浮揚に向け「緩和的 な」金融政策を呼び掛けた。全米不動産業者協会(NAR)がこの日発 表した2月の中古住宅販売成約指数(季節調整後)は前月比0.4%低下 した。金は四半期ベースでは2期連続の下落となる見通し。米経済の改 善に伴い当局が緩和措置を縮小するとの見方がその一因。

T&Kフューチャーズ・アンド・オプションズ(フロリダ州ポート セントルーシー)のマイケル・スミス社長は電話インタビューで、「住 宅販売の指標とダドリー総裁の発言が支えになった」と指摘。「相場は ここ最近大きく下げていたため、割安感から買いが入っている可能性も ある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.6%高の1オンス=1607.20ドルで終了。

原題:Gold Rises on U.S. Stimulus Speculation, Pending Home-Sales Drop(抜粋)

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