ボストン連銀総裁:年内は債券購入継続-必要ならペース調整

米ボストン連銀のローゼングレン総 裁は、年内は金融当局による債券購入を続け、購入ペースは経済指標の 内容に応じて調整すべきだとの認識を示した。

総裁はニューハンプシャー州マンチェスターで講演。事前原稿によ れば、金融政策は「経済成長の加速および、より速いペースでの失業率 改善」を目指すべきだとし、「当局は米国債および住宅ローン担保証券 の大規模な購入を年内は続けるべきだ。ただ購入額の増減については景 気の動向次第で調整の必要があるかもしれない」と続けた。ローゼング レン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

経済について総裁は、最近の経済指標は予想よりもやや良い状況だ とした上で、今年上期(1-6月)の成長率は「2%を若干上回る」と の見通しを示した。さらに債券購入プログラムの効果はコストを上回っ ており、FRBが抱える過去最大規模のバランスシートがインフレ高進 や金融の不安定をもたらすとの懸念を最小限に抑えたと指摘した。

ローゼングレン総裁は、「財政引き締めの影響は一部、住宅や自動 車販売の改善で相殺されている」とし、「住宅と自動車は国内総生産 (GDP)の構成要素の中でも最も金利に敏感な分野だ。両分野の力強 さは、大規模な資産購入プログラムを通じて長期金利を押し下げるとい う金融当局の政策のプラス効果も反映している」と説明した。

金融当局者らは失業率が10-12月(第4四半期)までに6.9-7.6% に低下すると見込んでいるが、ローゼングレン総裁は自身の予想はその 範囲の「中央値をやや上回る」7.25%だと述べた。

原題:Fed’s Rosengren Backs Bond Buying Through ’13 to Lift Growth (1)(抜粋)

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