キプロスの銀行は28日正午に営業再開-資本規制で取引に制限

キプロスの銀行は28日に営業を再開 する。午後6時間の営業で、資本規制によって取引は制限される。金融 システム崩壊の危機に直面した同国では、銀行がほぼ2週間にわたり休 業していた。

キプロス中銀が27日発表した規制によると、預金引き出し額の上限 が1日当たり300ユーロ(約3万6000円)に設定されているほか、キプ ロス国外の口座への送金が制限される。中銀が電子メールで配信した声 明によると、規制は4日間適用される。

キプロス中銀の監査局責任者、ヤンゴス・ディミトリオウ氏は国営 放送CYBCを通じて国民に冷静かつ注意深い対応を呼び掛け、「銀行 に駆け込み、預金を引き出す手段を考えたところで意味がない」と述べ た。

同氏によれば、キプロスの銀行は現地時間28日正午に営業を開始し 午後6時に終了する。

EUがキプロスに対し100億ユーロの支援と引き換えに預金課税を 求める計画が16日に発表されて以降、同国の銀行は営業を停止。議会は 預金課税案を否決したものの、その後の合意で同国2位の銀行、キプロ ス・ポピュラー銀行の整理のほか、預金保険対象外の預金からさらに多 くを徴収することが決まった。

資本規制には定期預金の中途解約と小切手の現金化の禁止などが含 まれる。

原題:Cyprus Banks to Open Midday Tomorrow With Capital Restrictions(抜粋)

--取材協力:Marcus Bensasson、Eleni Chrepa、Tom Stoukas、Paul Tugwell、Natalie Weeks.

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