今日の国内市況(3月26日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株は権利落ちこなし反発、ゴムや不動産高い-米景気、日銀期待

東京株式相場は反発。米国景気の回復基調を好感したほか、日本銀 行の追加金融緩和策への期待でゴム製品など輸出関連株の一角が上昇。 ゴム株には、住友ゴム工業に対し一部アナリストが投資判断を引き上げ る材料もあった。不動産や倉庫株のほか、情報・通信株も高い。

TOPIXの終値は前日比2.05ポイント(0.2%)高の1046.47、日 経平均株価は22円17銭(0.2%)高の1万2493円79銭。この日は3月決 算企業の権利落ち日で、ブルームバーグ・データによると、日経平均ベ ースの配当権利落ち分は90円程度。これを埋めての指数上昇となった。

しんきんアセットマネジメント投信運用部の藤本洋主任ファンドマ ネジャーは、「外需は米国頼みの構図で、国内はアベノミクス効果への 期待が引き続きプラスに作用している」と言う。米景気については、住 宅市場の改善が個人消費や設備投資などの回復にもつながってくるかど うか、に注目しているとした。

●債券続伸、長期金利は10年ぶり低水準-国債購入拡大観測で買い優勢

債券相場は続伸。日本銀行が金融緩和強化の一環で国債購入を拡大 するとの観測を背景に買いが優勢だった。長期金利は前日に続いて約10 年ぶり低水準を更新した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の328回債利回 りは横ばいの0.54%で始まり、その後は徐々に水準を切り下げる展開。 午後に入ると2.5ベーシスポイント(bp)低い0.515%と、前日に続い て2003年6月18日以来の低水準を記録した。

JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは、年度末 を控えて流動性が少ない中、若干の買いが入るだけで値が飛んでいると 説明した。超長期債については、「朝方には売りが先行したものの、徐 々に買いが入っており、それほど弱くない」と話した。

●ユーロが対ドル4カ月ぶり安値圏、欧州懸念で-ドル円は94円後半

東京外国為替市場では、ユーロがドルに対して前日に引き続き4カ 月ぶりの安値圏で推移した。キプロス救済に関連して民間セクターの損 失負担の拡大などが懸念材料となった。

午後3時10分現在のユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.2849ドル前 後。前日のニューヨーク時間には一時1.2829ドルと、昨年11月以来の安 値を更新し、200日移動平均を2日連続で下回った。一方、ユーロ・円 相場は同時刻現在、121円76銭付近だった。

外為どっとコム総合研究所のジェルベズ久美子研究員は、この日の 相場全体の動きについて「ファンダメンタルズで見ると、中心はユーロ 圏でありキプロス問題だ。ドル・円主導ではない」と指摘した。

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