米富豪コレクター、「ワインは偽物」と売り手を提訴

おいしくないワインを購入してしま った場合、大半の人は返品する。米国の富豪でコレクターのウィリア ム・コッチ氏は、オークションで購入したビンテージワインは偽物と結 論付け、売り手を相手取って連邦地裁に訴えを起こした。

ニューヨークの連邦地裁に2007年に提出された訴状によれば、コッ チ氏はフランスのボルドーとブルゴーニュ地方で生産されたと考えてい たワインを購入した。一部は19世紀初めのナポレオン帝政時代や19世紀 末から20世紀初めのベル・エポックと呼ばれる時代にさかのぼるとされ ていた。同氏は、ワインの販売を委託したサイエントの創業者で名誉会 長のエリック・グリーンバーグ氏が自分に対して詐欺行為を行ったと主 張している。

コッチ氏は当初、ニューヨークの競売会社ザッキーズ・ワイン・ア ンド・リカーで04年と05年に計50万ドル(現在のレートで約4700万円) で購入した36本が偽物だったと主張していた。先週、これを24本、計 約35万ドル相当に変更した。陪審員団の前での審議が27日に始まる予 定。

コッチ氏はザッキーズも被告に加えていたが、11年1月に和解して いる。和解内容は公表されていない。

原題:Billionaire Koch Makes a Federal Case Out of Purported Fake Wine(抜粋)

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