豪金融市場協会:スワップ金利設定のためのパネル廃止計画

オーストラリアは指標スワップ金利 を設定するパネルを解散する計画だ。世界的な金利操作をめぐるスキャ ンダルを受けて、大手銀行が金利の申請から撤退しているためだ。

オーストラリア金融市場協会(AFMA)は27日、銀行手形スワッ プレートについて、パネルに参加する銀行の申告ではなく、ブローカー や電子市場のレートを基に直接設定すると発表した。声明を電子メール で送付した。HSBCホールディングスとシティグループは今月末に金 利の申告を停止するという。

両行の撤退に伴いパネルのメンバーは10行に減少する。UBSは先 月撤退し、JPモルガン・チェースは28日までに申告をやめる計画。バ ークレイズとUBS、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グル ープ(RBS)に対し合計約25億ドル(約2400億円)の制裁金が科され たスキャンダルの影響で監視が強化され、法令順守コストが上昇してお り、銀行は世界的に金利を設定するパネルから退いている。

AFMAのエグゼクティブディレクター、デービッド・リンチ氏 (シドニー在勤)は電話インタビューで、「パネルの必要性はなくな り、銀行の法令順守コストは不要になる。発展段階にあるものだ」と説 明した。

AFMAの発表によると、同計画は技術的な要件を満たすことが必 要。130のブローカーと銀行、資産運用会社で構成するAFMAは、 「数カ月以内」に新システムの導入を計画しているという。

原題:Australia Plans to Shut Bank-Rate Panel as HSBC, Citigroup Exit(抜粋)

--取材協力:Sarah McDonald.

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