中国とブラジル、通貨スワップ協定を締結-300億ドル規模

中国とブラジルは自国通貨を融通し 合う約300億ドル(約2兆8400億円)相当の通貨交換(スワップ)協定 を締結した。両国は国際社会における主要新興2カ国の影響力拡大に努 めている。

中国人民銀行(中央銀行)がウェブサイトに26日掲載した声明によ ると、通貨スワップ協定は人民元建てで1900億元、レアル建てで600億 レアルに相当する。期間は3年間。信用危機の際に限って利用され、期 限が来たらロールオーバーされる見通しだとういう。

中国はブラジルの最大の貿易相手国で、昨年の両国の貿易額は755 億ドルに達した。

ユーラシア・グループの政治リスクコンサルティング担当アナリス ト、ジョアン・アウグスト・デ・カストロ・ネベス氏は電話インタビュ ーで、中国とブラジルの通貨スワップ協定は世界の主要課題に対処する 上で既存の金融の枠組みは適さないとのBRICS諸国のメッセージが 込められていると指摘。「今回の協定には経済上正当な理由が存在する が、紛れもない政治的反響がある」と語った。

原題:China, Brazil Sign $30 Billion Swap Accord to Bolster BRICS (1)(抜粋)

--取材協力:Mike Cohen、Bonnie Cao.

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