中国の大手銀、不良債権比率が低下-デフォルト増加の回避で

中国大手銀行の不良債権比率が2012 年に低下した。経済成長率は13年ぶりの低水準にとどまったものの、当 局はデフォルト(債務不履行)増加を回避できたもようだ。

時価総額で中国3位の銀行、中国農業銀行の26日発表によると、同 行の昨年の不良債権比率は1.33%と11年の1.55%から低下。純利益 は19%増加した。また、時価総額で4位の中国銀行の不良債権比率 は0.95%と11年の1%を下回り、利益も12%増えた。

元富証券のアナリスト、袁曉雨氏は「最大の圧力は過ぎ去ったよう だ」と指摘。「資産の質は安定した状態を保つだろう」と述べた。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が1日に明らかにしたところ によれば、同国の銀行が抱える不良債権は昨年末時点で4929億元(約7 兆5000億円)。四半期ベースでは10-12月まで5四半期連続の増加と、 データ入手が可能な04年以降で最長の拡大となったという。昨年12月時 点の不良債権比率は0.95%と、3カ月前から変わらなかった。

原題:Chinese Banks’ Bad Loan Ratios Shrink as Default Wave Averted(抜粋)

--取材協力:Aipeng Soo、Zhang Dingmin、Chitra Somayaji.

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