欧州株:3週ぶり安値、銀行株に売り-イタリアの政局混迷で

27日の欧州株式相場は3週間ぶり安 値を付けた。銀行株が売りを浴びた。イタリアのベルサニ民主党党首が 大連立の可能性を否定したことが手掛かり。

国債利回りの急上昇に伴い、イタリアの銀行モンテ・デイ・パス キ・ディ・シエナとバンコ・ポポラーレが大幅安となった。デンマーク の電話会社TDCは1.6%下落。同社を保有するプライベートエクイテ ィ(PE、未公開株)投資会社がTDCの株式6.8%を追加売却したこ とが売り材料。フランスの航空エンジンメーカー、サフランは1.5%下 げた。仏政府が保有株1300万株を放出したことが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の292.44で終了。一時 は0.4%上げた。

UBSのアクセル・ウェーバー会長(前ドイツ連銀総裁)はブルー ムバーグテレビジョンに対し、「特に欧州売りのポジションを取っては いないが、現時点で成長が期待できる材料は見当たらない」と述べ、 「構造問題が未解決だ。株式市場にはなお上昇の余地があると考える。 特に米国はそうだ」と付け加えた。

27日の西欧市場では18カ国全てで主要株価指数が下落。仏CAC40 指数は1%、ドイツのDAX指数は1.2%それぞれ下げた。英 FTSE100指数は0.2%下落。

原題:European Stocks Drop as Italian Yields Surge; TDC, Safran Fall(抜粋)

--取材協力:Corinne Gretler.

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