チョコレート大手ネスレとマーズ、カカオ豆農家の女性支援へ

食品大手、スイスのネスレと米チョ コレートメーカー、マーズは、原料であるカカオ豆の栽培に携わる女性 の生活状態の改善に向け取り組む方針を示した。国際協力団体オックス ファム・インターナショナルがリポートで、人権保護とサステナビリテ ィー(持続可能性)促進に向けた食品会社の取り組みが不足していると 指摘したことを受けての措置。

オックスファムが26日発表した報道資料によると、ネスレとマーズ はオックスファムに対し、世界最大のカカオ豆生産国であるコートジボ ワールの供給業者の女性の生活状態について、1年以内に調査を実施す ることを約束した。両社は世界のチョコレート市場の計27%を占める。 その後、女性の生活状態の改善に向けた行動に着手し、業界全体の男女 不平等の問題について他団体と協力して取り組む。

サハラ砂漠以南のアフリカなど発展途上地域での企業運営が拡大す る中、人権に関する企業の取り組み改善に向けた指針が2011年に国連で 承認され、人権保護団体が推進を呼び掛けている。米コナグラ・フーズ や英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルなどの企業は「持続可能な パーム油のための円卓会議」などの活動に参加し、商慣行を監視し改善 を促すため「フェアトレード」などの認証制度を創設した。

原題:Nestle Joins Mars in Vowing to Aid Women Farmers After Criticism(抜粋)

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