欧州が銀行「ベイルイン」検討、預金10万ユーロ超対象-ロイター

欧州は銀行再編の際に、10万ユーロ (約1210万円)を超える預金を持つ預金者に損失を負担させる案を検討 している。ロイター通信が欧州連合(EU)欧州委員会のバルニエ委員 (域内市場・金融サービス担当)のスポークスマンを引用して報じた。

一部預金者に損失を負担させる内容のキプロス救済合意が前例にな るとの懸念から、ユーロは短時間だが下げ幅を広げた。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダのG10通貨ストラテジー責任者の アダム・コール氏は電話インタビューで、「市場は明らかに、キプロス が他の諸国の前例になるという前日の当局者発言をなおも懸念してい る」と述べた。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長を務めるダイセルブル ーム・オランダ財務相は前日、キプロスはひな型になると発言してい た。欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事はこの日、そのような示唆は 正しくなかったと説明した。

ロイター通信は欧州議会が銀行整理をめぐる新法に10万ユーロ超の 預金の預金者に損失を負わせる内容を盛り込む計画だと、同法をめぐる 議会とEU諸国との交渉責任者を務めるグンナー・ホクマーク議員を引 用して報じた。

ロイターによると、同議員は10万ユーロまでの預金は保護される が、それを超える預金は保護されずベイルインの対象となる資本と見な されると述べた。同議員は欧州議会で過半数の支持を取りまとめる自信 があるとし、貯蓄者が預金する前に銀行の健全性をチェックすることも 呼び掛けたという。

Month Low as Cyprus Reignites Regional Concern (抜粋)

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