トヨタが強気に、今年の米自動車販売予想を引き上げ

2月に販売ペースが鈍化していたト ヨタ自動車は、米国の消費マインドの改善と景気の回復、「カムリ」や 「プリウス」の需要好調を受けて米国販売見通しを引き上げている。

米国販売部門のシニア・バイスプレジデント、ボブ・カーター氏 は26日にニューヨークで開かれた自動車フォーラムで、今年の業界全体 の米乗用車・ライトトラック販売総数が1530万台と、前年比で約5.5% 増加するとの見通しを示した。同社は「トヨタ」と「レクサス」、「サ イオン」の3ブランドの米国での販売目標を1月時点より5万台多 い220万台強に設定している。

カーター氏はJDパワー・アンド・アソシエーツと全米自動車ディ ーラー協会(NADA)が主催した同フォーラムで、労働市場と消費者 信頼感、住宅市場の回復に支えられ「米経済が引き続き改善すると予想 されるため、当社は2013年について楽観している」と説明。3月の販売 はどのメーカーも「極めて好調」のようだと付け加えた。

トヨタは昨年の販売回復基調を維持したい考え。昨年はカムリを中 心に27%増加した。ただ米フォード・モーターなどの新型車からの攻勢 を受けて、中型車市場におけるカムリのシェアは低下している。

カーター氏は今年の米国販売の伸びの大部分を「ハイブリッド車や 小型のトラック、小売り販売で見込んでいる」と述べ、「当社は今年も 堅調な年になると確信している」と語った。

ホンダも好調

ホンダは今年の業界全体の米国販売が1520万台に達すると予想して おり、3月の「ホンダ」と「アキュラ」の2ブランドの販売は「非常に 好調」だと説明している。

米国ホンダのジョン・メンデル執行副社長(販売担当)は26日の電 話インタビューで、「3月は前年同月比で恐らく8%以上の増加となる 見通しだ」と述べ、「アコードは前年同月比で30%超の増加を見込む」 と述べた。

自動車メーカー各社の3月の米国販売結果は4月2日に発表され る。

--取材協力:Craig Trudell、Ben Livesey.

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