三井物:45年ぶりコメ輸入、民主化ミャンマー産-5000トンが5月にも

民主化が進んでコメの輸出を本格的 に再開したミャンマーから45年ぶりに日本がコメを輸入する。ミニマム アクセス(MA)制度と呼ばれる高い関税のかからない輸入枠を三井物 産が活用、5000トンのコメが5月にも到着する見通しだ。

三井物広報担当者によるとミャンマーからのコメ輸入は1968年以来 で、米菓や焼酎向けに使用される。三井物はコメの集荷・加工・販売を するMAPCO(ヤンゴン市)とミャンマーでの精米・加工の大型工場 3カ所の建設の事業化調査(FS)をしている。総事業費150億円規模 で年間計30万トンの精米・加工施設を2014年末に稼働させる。ミャンマ ーから主に中東やアフリカ向けなどの輸出を支援する。

軍政下にあったミャンマーは11年に20年ぶりの総選挙でテイン・セ イン政権が発足した。三井物産は昨年、試験的にミャンマー産のコメを シンガポールやモザンビークに輸出した。同社は戦後日本の食料難の時 代にミャンマー米の確保に乗り出し、十数万トン規模で輸入した実績も ある。ミャンマーからのコメ輸入は英フィナンシャル・タイムズ(電子 版)が26日、先に報じた。

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