中国株:上海総合指数、1週間ぶり大幅安-不動産抑制に懸念

中国株式相場は続落。上海総合指数 が約1週間ぶりの大幅な下落率となった。当局による住宅価格抑制で企 業の利益が損なわれるとの懸念が広がった。

中国民生銀行(600016 CH)は4.6%安と、2週間ぶりの大幅安。多 くの銀行が不動産開発向け融資の規模を制限し始めていると、中国証券 報が伝えた。中国建設銀行(601939 CH)は2.3%安。

海通証券(600837 CH)が4.3%安となるなど証券株も軟調。石炭生 産のエン州煤業(600188 CH)は5.2%安と、昨年6月以来の大幅な下げ を記録した。証券会社による投資判断引き下げが響いた。2012年通年の 純利益が減少した東風汽車(600006 CH)は1.3%下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比29.05ポイント(1.3%)安の2297.67と、今 月18日以来の大幅安。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指 数は前日比1.5%安の2575.05。

華西証券の曹雪峰アナリストは「不動産の抑制措置が景気に影響を 及ぼすかもしれないとの懸念があり、投資家は金融株のような大型株を 売り始めた」と指摘。その上で「短期的な売りだろう。株価は依然妥当 であるため、投資家は戻ってくる」との見方を示した。

原題:Shanghai Stock Index Falls Most in a Week on Tightening Concerns(抜粋)

--取材協力:Aibing Guo.

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