ダラス連銀総裁:MBS購入縮小を、経済成長率は3%前後に

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は 年末までに米経済が恐らく3%前後の成長率を遂げる兆候があるとし て、金融当局による住宅ローン担保証券(MBS)購入プログラムの縮 小を支持する考えを明らかにした。

同総裁はアブダビでの会議で記者団に対し、「個人的にはMBS購 入の段階的な縮小が望ましいと思う」と発言。「われわれは住宅市場の 回復を支援したと思う。現在、住宅市場をめぐる状況は非常に強い。後 退は望んでいない」と述べた。

連邦公開市場委員会(FOMC)はMBSを毎月400億ドル、米国 債を450億ドル購入する計画の維持を表明。米金融当局のバランスシー トは過去最高の3兆2100億ドルに拡大している。

フィッシャー総裁は「このペースで購入を続けるのか、それとも少 しずつペースを落とすべきか。これまで起きた動向の一つは住宅価格の 非常に急速な回復だ。市場に悪影響を及ぼすことなく容易に縮小できる と考える」と話した。

さらに「雇用関連では非常に良い数字が見られ、小売りでも耐久財 関連でも同様だ。明るい雰囲気が増しているようだ」と語った。

また、米国の成長はテキサス州など中部からもたらされており、ニ ューヨーク州やカリフォルニア州では人口が減少していると指摘した。 同総裁は今年、FOMCでの投票権を有していない。

原題:Dallas Fed Favoring Reduced Asset Purchases on U.S. Recovery (3)(抜粋)

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