ブラックストーンとアイカーン氏、デル氏を留任させない方針

米投資会社ブラックストーン・グル ープと資産家カール・アイカーン氏は、米パソコン(PC)メーカーの デルに買収提案を行ったが、同社の創業者であるマイケル・デル最高経 営責任者(CEO)を留任させない方針だ。

デルは25日、ブラックストーンとアイカーン氏それぞれから、シル バーレーク・マネジメントとデル氏による共同買収案を上回る可能性の ある買収提案を受けたことを明らかにした

デル氏はCEOとしてデルをPC業界首位へと導いたものの、モバ イル技術や高利益の企業向けサービスなど新たな事業への準備で出遅れ た。デル氏が保有する15.6%の同社株はトップの座の維持に向け交渉す る上で影響力を与えるものの、新たなリーダーシップの下でデルは成長 拡大に向けた取り組みを加速させることもできると、ミシガン大学のエ リック・ゴードン教授が指摘した。

ゴードン教授はデル氏について、「もはやデルにとって不可欠な存 在ではない。買い手にとって、同氏のパートナーとしての魅力は同氏の 保有株の大きさにある」と述べた。

ブラックストーンはデル氏が保有株を利用して取引に参加するよう 呼び掛けた。ただ、事情に詳しい関係者によると、同社の提案にはデル 氏のCEO留任は含まれていない。アイカーン氏の計画に詳しい関係者 によると、同氏もデル氏をCEOに留任させる意向はないという。

原題:Dell’s Bidders Plan for Computer Maker’s Future Without Founder(抜粋)

--取材協力:David Carey、Sarah Frier、Peter Burrows.

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