中国公式統計は正確である可能性-SF連銀、改ざん疑惑に反論

中国の昨年の景気鈍化ペースが政府 報告以上に大きかったことはないだろうとサンフランシスコ連銀が調査 リポートで指摘、一部のアナリストが公的データの正確性に疑念を呈し ているのとは異なる見解を示した。

連銀の調査担当者は公式・非公式統計と比較した上で中国政府が発 表した国内総生産(GDP)統計について、発電量、鉄道輸送、貸し出 し額など他の成長関連指標と似た動きを示しているとした。

「昨年の中国の景気鈍化が公式に発表された以上に大きかった証拠 は見られなかった」と連銀調査担当者は指摘、「生産データは中国の経 済活動を示す他の指標と体系的に連動している」との見方を示した。

英スタンダードチャータードの中華圏エコノミスト、スティーブ ン・グリーン氏は先月、中国がサービス産業の物価上昇を過小評価して いる可能性があり、物価調整した成長率は公式データより低かった可能 性があると疑問を呈した。その上で、昨年の成長率は公式数値の7.8% を大幅に下回る5.5%にとどまったとの推測値を示した。

これに対しピーターソン国際経済研究所のニコラス・ラーディ氏は 「中国の統計システムは改善されている」とし、「統計が何らかの形で 操作されているとの確固とした根拠がない限り、公式統計を信頼するの が賢明だ」と述べた。

原題:Fed Researchers Say China Slowdown Data Are Likely Accurate (1)(抜粋)

--取材協力:Zheng Lifei.

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