ゴールドマン・ガバメント・サックス政治関与せず-献金6億円

米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループは、元経営幹部が財務長官や中銀総裁といった公職に就く ことが多く、「ガバメント・サックス」のニックネームがあるが、個人 と同様の政治的権利を企業に認めた連邦最高裁の判断を根拠として政治 の世界に立ち入る考えはないようだ。

ゴールドマンに対して、政治資金を提供する代わりに立候補を求め る株主提案が行われたが、株主総会の議案から外された。議案から外す ことに同意する米証券取引委員会(SEC)の先月の書簡で明らかにな った。

ハリントン・インベストメンツのジョン・ハリントン社長は昨年、 ゴールドマンの行員の政治献金額が639万ドル(約6億円、2012年分) に上り、同行の評判にとって利益どころか害になるリスクがあると主 張。連邦最高裁の判断を根拠に公職選挙に直接立候補することを検討す べきだと提案した。

ゴールドマンはSECに宛てた書簡で、「公職選挙への立候補とい う事柄に過去も現在も関与しておらず、今後関与する計画もない」とし た上で、同行の政治活動委員会(PAC)は株主の資金ではなく、行員 からの自発的な献金によって賄われていると説明した。

ブッシュ政権のポールソン財務長官とクリントン政権のルービン財 務長官(いずれも当時)のほか、ゴールドマン出身の現職のセントラル バンカーとしては、イングランド銀行(英中央銀行)次期総裁のマー ク・カーニー氏、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁、米ニューヨー ク連銀のダドリー総裁の名前が挙げられる。

原題:Goldman Rejects Shareholder Proposal That It Seek Elected Office(抜粋)

--取材協力:Christine Harper.

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