米国:消費が今後も経済の支えに-ガソリン高など逆風弱まる

米国の消費者は、燃料コストが上昇 し、税還付の実施が遅れても買い物を続けてきた。こうした逆風は収ま りつつあり、消費者は今後も恐らく米経済の支えとなりそうだ。

ガソリン価格は2月に4カ月ぶり高値を付けたものの、例年上昇す る傾向が強い3月に入って値下がりしている。また、「財政の崖」回避 に向けた協議の難航で遅れていた米内国歳入庁(IRS)からの税還付 は前年のペースにほぼ追い付いてきた。

ルネサンス・マクロ・リサーチの米経済担当責任者、ニール・ダッ タ氏は「2月の逆風は一時的なものだった。3月は追い風となってい る」と語った。

ダーデン・レストランツからロス・ストアーズに至る小売企業は売 り上げが上向いていると報告。これを受けてエコノミストは消費支出予 想を引き上げている。雇用増加や燃料コストの低下、株価上昇、債務の 減少は、給与税減税の失効を乗り切るのに必要な手段を家計が備えてい ることを意味する。給与税減税失効で今年は手取りが2%少なくなって いる。

ダッタ氏は「労働市場の軌道が改善しつつある。これは賃金全体が 増加し、消費支出にとって好ましい状況になるということだ」と指摘し た。

2月の米小売売上高は前月比1.1%増と、この5カ月で最も高い伸 びとなった。ブルームバーグが今月8-13日に実施したエコノミスト調 査では、1-3月(第1四半期)の消費支出について2月の小売売上高 の発表後に回答があった30人の予想中央値は1.8%増と、2月に実施し た調査全体の1.4%増を上回る伸びが見込まれている。

原題:Consumers Will Keep Spending as U.S. Hurdles Fade: Economy (2)(抜粋)

--取材協力:Catarina Saraiva、Michelle Jamrisko.

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