米フォードCEO:円安に懸念表明-為替レートは市場が決定を

米フォード・モーターのアラン・ム ラリー最高経営責任者(CEO)は26日、日本の自動車メーカーの競争 力を高める円安に懸念を表明した。

ムラリーCEOは円相場について、「市場に為替レートを決定させ ることが最も重要だ。世界の大部分の国がそう考えている。そのことが 国際貿易システムにおいて、誰にとっても非常に大事だ」と語った。バ ンコクからブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じた。

円相場は昨年11月中旬以降で約15%下落し、トヨタ自動車や日産自 動車、ホンダは市場でシェアを拡大している。

欧州に関してムラリーCEOは、域内経済が縮小する中で「実需」 に合わせるため生産を減らしていると語った。フォードは北米市場で上 げた利益に頼りながら、欧州では雇用を減らし、アジアでは工場を増設 している。同社は両地域で利益を出していない。

同CEOはまた、フォードは世界最大の自動車市場である中国で最 も成長ペースが速いブランドの一つであり、中国でのフォードブランド の生産・販売に力を入れていると説明した。同社のウェブサイトによる と、中国でのディーラー向け販売台数は1-2月に10万5209台と、前年 同期比46%増だった。

同CEOはバンコクで記者団に対し、2010年代の末までにフォード の販売台数の約40%をアジアが占めるようになり、残りを米州と欧州で 分け合うとの見通しを示した。

原題:Ford CEO Mulally Says He’s Concerned About Japanese Yen (1)(抜粋)

--取材協力:Andy Clarke、Alexandra Ho.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE