NY銅:4営業日ぶり大幅安-中国のインフレ抑制策を懸念

25日のニューヨーク銅先物相場は下 落。中国当局によるインフレ抑制策が見込まれ、世界経済の成長が弱ま る中、金属需要が鈍化するとの観測から4営業日ぶりの大きな下げとな った。

中国の金利スワップ市場は当局が2011年以来の利上げに踏み切る可 能性を示唆している。同国ではインフレ率が10カ月ぶりの高水準に達 し、住宅価格の上昇抑制を目指す当局の措置に効果は表れていない。米 商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、19日終了週はヘッ ジファンドによる銅の売り越しが過去最高水準に増加した。

INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリスト、エドワー ド・メイア氏はリポートで「中国の成長シナリオに変わりはないが、不 動産バブルとそれに対する当局の段階的な政策強化を踏まえると、短期 の見通しには重大な懸念がある」と指摘。「世界の見通しはひいき目に 見てもまだら模様にとどまる」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は前週末比0.6%安の1ポンド=3.445ドル。先週は1.5%値 下がりし、週間ベースで1カ月ぶりの大幅安だった。

原題:Copper Futures Fall in New York as China Adds to Growth Concerns(抜粋)

--取材協力:Claudia Carpenter.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE