キプロス合意は域内銀行の調達に影響へ,優先債権者負担は異例

キプロス救済に絡み同国銀行の一部 預金者や優先債保有者に損失を負担させる欧州連合(EU)の決定は、 域内全体の銀行の資金調達に影響を与えそうだ。

キプロスは100億ユーロ(約1兆2240億円)規模の救済の条件とし て、キプロス・ポピュラー銀行(=ライキ銀行)の整理などに合意し た。預金保険の対象外の預金と優先債の保有者が損失を被ることにな る。

イグニス・アセット・マネジメントの信用ポートフォリオ管理責任 者クリス・ボウイ氏(ロンドン在勤)は「これは全ての弱体化した銀行 に影響を及ぼすものだ」として、「幾らかの預金流出に加え、銀行資金 調達がカバード債と株式、準株式の組み合わせの方向にシフトすると予 想している」と述べた。

2011年のデンマークを例外として、預金者など銀行の優先債権者が 金融危機時に損失を被った例はない。

原題:Cyprus Bailout Fueling Bank Funding Concern on Bondholder Losses(抜粋)

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