日本・EU首脳:経済連携協定締結交渉、4月開始で合意-電話会談

安倍晋三首相は25日夕、欧州連合 (EU)のファンロンパイ大統領、欧州委員会のバローゾ委員長と電話 会談し、日本とEUの経済連携協定(EPA)の締結交渉を開始するこ とで合意した。日本政府が日・EUの共同プレスリリースを配布した。

リリースによると、日・EU首脳はEPA協定とともに政治やグロ ーバルな協力を対象とする協定の交渉開始を決定。4月の交渉開始を歓 迎し、可能な限り早期の締結を目指す方針を表明した。

菅義偉官房長官は同日午後の会見で、日・EUのEPA交渉につい て「電話会談の中でそうした進めようとしてきている問題について、で きるだけお互いの立場を超えた中で、政策が実行できるような会談にな ればいい」とコメントしていた。

外務省の資料によると、域内総人口約5億人のEUと日本との間の 貿易額は2011年で約14兆円。日本にとりEUは世界第3位、EUにとり 日本は世界第7位の貿易相手となっている。

ファンロンパイ大統領らは来日して25日午後に日本とEUの定期首 脳会議を開催する予定だったが、キプロス情勢に対応するため、これを 延期した。

加藤勝信官房副長官によると、電話会談で安倍首相は、キプロス情 勢について事態収拾に向けた合意ができたことは大変喜ばしい、と指 摘。その上で、欧州債務危機の解決に向けた欧州自身の取り組みを注視 しつつ、日本として引き続き支援をしていく方針を伝えた。

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