パナソニック:太陽電池は今期も黒字-買取制度やコスト減で

パナソニックの太陽電池事業は、今 期(2013年3月期)も黒字を維持する見込みだ。昨年7月の固定価格買 取制度導入に伴う国内需要の増加やコスト削減が寄与した。同事業を統 括するパナソニックグループエナジー社の吉田和弘副社長が25日、ブル ームバーグ・ニュースのインタビューで明らかにした。

吉田氏によると、今期の同事業の営業利益率は10%には達しないも のの、津賀一宏社長が整理対象とする事業の目安として示した5%のハ ードルは上回る見込み。パナソニックは28日、不採算事業の整理などを 盛り込んだ中期経営計画を発表する予定。

太陽電池をめぐっては、世界首位だった中国のサンテックが21日に 破産手続きを開始、欧州でも補助金減額に伴い市場が縮小している。吉 田氏は世界的な供給過剰の中、住宅向けに集中するなどして「市場シェ アより利益の質を追求していく」と語った。

パナソニックの太陽電池の年間総生産能力は、昨年12月に出荷を開 始したマレーシア工場がフル稼働すれば、従来から300メガワット増え て、900メガワットになる予定。

--取材協力:Chisaki Watanabe. Editors: 駅義則, 平野和

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