ハーバード大、学生の起業積極支援-ザッカーバーグ氏に続け

米国20代女性の日常を描いたケーブ ルテレビ局HBOの人気ドラマ「ガールズ(原題)」の最新作を見よう とノート型パソコンを開くハーバード大学の学生たちは皆、マーク・ザ ッカーバーグ氏に感謝する必要があるだろう。

ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)最大手、フェイス ブックの会長であるザッカーバーグ氏は2004年、同大の学生寮でソーシ ャル・メディアのサイトを立ち上げた。これが同大の起業文化の火付け 役となり、今も勢いを増している。同大が支援する企業の一つTivl iは、ソフトウエアやテレビネットワーク事業を通じてHBOなどの番 組を学生に提供している。

ハーバード大は、ザッカーバーグ氏や古くはビル・ゲイツ氏の在学 中よりも活発に起業家精神の育成と学内への浸透に向けた取り組みを進 め、イノベーションの揺りかごとしての評判を高めつつある。学部生や 大学院生は研究施設イノベーション・ラボラトリー(i-lab)を利 用するよう指導され、i-labはTivliを含め、在学生や卒業生 たちが創業して間もない100以上の企業の拠点となっている。

09年に学生寮でTivliを共同創業したトゥアン・ホー氏は「ハ ーバード大の起業に対する姿勢はこれまでとは180度変わった。コンピ ューター科学の授業では、アイデアを出しそれをi-labに持ち込ん で事業に結び付けるよう促される。数年前ならあり得なかっただろう」 と語る。

ヤフーやグーグルの種がカリフォルニア州スタンフォード大のコン ピューター関連の研究室でまかれたように、ハーバード大もこの研究施 設を同大全体のイノベーションの中心として利用する計画だ。マイクロ ソフトを創業するため1975年に同大を中途退学したゲイツ氏のような学 生を失うのを避けるためでもある。

原題:Zuckerberg’s Harvard Legacy Paves Way for ‘Girls’ in Dorms: Tech(抜粋)

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