男性の自尊心回復のお手伝い-前立腺がん手術後のケア広がる

オーストラリアのメルボルンにある 泌尿器科で手術を手掛けるクリス・ラブ医師は、前立腺がん治療を受け た男性患者の自尊心を取り戻す手伝いをしている。

前立腺の除去がこうした手術を受けた男性の約半数の性的不能の原 因となっていることから、同医師(58)は自ら「車のタイヤのチュー ブ」に例える装置を用いて勃起機能の回復を促す処置を行っている。こ うした男性性器の「リハビリ」を実践している医師のネットワークが拡 大しおり、調査報告によれば、男性の性的機能回復はがん患者の心の健 康も向上させることができる。

ラブ医師はインタビューで、「クオリティー・オブ・ライフの問題 だ」と指摘、「がんとの闘いで前立腺を取り除いたら、その生活への影 響とそれに対応するため何ができるかを知らなければならない。われわ れはそれに対処するこができる」と述べた。

ラブ医師がインプラント手術でよく使う装置は、米エンドー・ヘル ス・ソリューションズ傘下のAMSとデンマークのコロプラストが製造 している。装置のコストは約1万2000ドル(約113万円)。同医師は昨 年、こうした手術を70件行ったという。

原題: Surgery Restoring Penis After Prostate Cancer Increasing: Health(抜粋)

--取材協力:Shannon Pettypiece.

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