中国国家主席、アフリカ歴訪-BRICS首脳会議にも出席へ

中国の習近平国家主席は今週、訪問 先のアフリカ諸国で鉱業やインフラの開発計画を発表する。中国は同国 との貿易関係をめぐって不安を口にするアフリカの政策当局者の懸念解 消に腐心している。

習主席(59)は今回のアフリカ歴訪でタンザニアとコンゴ共和国、 南アフリカ共和国を訪れる。訪問先では複数の事業協力案件で契約を締 結するとともに、BRICS諸国の首脳会議に出席する予定。アフリカ 最大の銀行スタンダード・バンク・グループによれば、中国とアフリカ 諸国の貿易額は2007年以来2倍の2000億ドル(約19兆円)余りに増え、 中国による投資額は200億ドルに達した。

アフリカ諸国は契約締結に伴う投資と雇用創出を歓迎する一方、ボ ツワナのカーマ大統領やナイジェリア中央銀行のサヌシ総裁ら政策当局 者は、両者の関係が中国と同等の恩恵をアフリカにもたらしているかど うか疑問視している。これまでは貧困削減や民主化改革、反汚職対策を 求めずに投資を申し出て、西側諸国と異なる戦略を取る中国を歓迎して いたが、このトーンに変化が表れた。中国も西側諸国同様、自国利益を 優先しているとの懸念が強まっている。

24日にタンザニアに到着した習主席はキクウェテ大統領と会談。そ の後、両国は16の経済協力協定に署名した。習主席はまた、南アフリカ のダーバンで26日から2日間の日程で開かれるBRICS首脳会議に出 席。コンゴ共和国政府によると、29日には同国に入りサスヌゲソ大統領 と会談する予定。

原題:Xi Begins African Tour as Policy Makers Question China’s Role(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Michael Cohen、Sarah McGregor、Henry Sanderson.

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