ラインで買い物しませんか、本格参入検討-運営会社社長

携帯電話などで無料のチャットや通 話ができる交流サービス「LINE(ライン)」の運営企業NHNジャ パン(東京)は、ラインを通じた商品販売の本格化を検討している。海 外展開も視野に入れる。

森川亮社長が22日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで明 らかにした。「大きい領域ほど失敗ができない。慎重にやっていく」と して開始時期や対象商品は未定だと語った。同社は昨年9月、ライン利 用者向けに、キャラクター商品や衣料品の試験販売を開始している。

ライン利用者は9日時点で1億2000万人。うち国内は4500万人で、 タイと台湾が各1500万人。同社は4月1日にゲーム部門を切り離して社 名を「LINE」に変更する。森川社長は新会社上場の「可能性はゼロ ではない」としながらも、早期の実施は否定した。同社の収益状況や利 用者目標への言及は避けた。

ラインではチャットの際、「スタンプ」と呼ばれるアニメのキャラ クターや絵文字を送って意思表示が可能。230カ国以上で利用されてお り、米アップルの携帯電話向けアプリ販売では、41カ国で無料総合ラン キングの1位を獲得した。

利用者はサービス開始から19カ月で1億人に到達した。交流サービ スで世界最大手の米フェイスブックの54カ月を大幅に上回るペースだ。 NHNジャパンの舛田淳執行役員は14日に、今年は北米市場を攻略する 意向を示していた。

同社は韓国企業NHNの子会社で、2000年にゲーム会社として設立 された。11年6月にラインの提供を開始、昨年1月にはライブドアなど 子会社との経営統合を実施した。25日の韓国市場でのNHN株価は、前 営業日比2.0%安まで売られている。

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