今週の米経済指標:個人消費は増加、耐久財受注も好調の見通し

今週発表の米経済指標では、2月の 個人消費が5カ月ぶりの大幅増加となったもようだ。所得が回復し、米 経済を後押ししていることが示されるとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト61人の予想中央 値によると、米商務省が29日発表する2月の個人消費支出(PCE)は 前月比0.6%増が見込まれている。1月は同0.2%増だった。その他の指 標では、耐久財がここ5カ月で最大の伸びとなり、住宅市場も力強さを 保ったと予想される。

IHSグローバル・インサイトの米国担当チーフエコノミスト、ナ イジェル・ゴールト氏は「逆風を考えれば、個人消費はまずまずのペー スで伸びている」と指摘。「資本財受注は再び上向いており、内需の回 復を示している」と述べた。

ブルームバーグの調査によれば、2月の個人所得は前月比0.9%増 となったもよう。1月は給与税の税率が2ポイント引き上げられたこと による影響で前月比3.6%減と、1993年以来の大幅な減少だった。

住宅市場

26日発表の1月の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比で7.9%上昇(中央値) と、06年6月以来の大幅な上昇が見込まれる。

商務省が同日発表する2月の新築一戸建て住宅販売件数は年率換算 で42万戸(中央値)の見通し。1月は08年7月以来の高水準となる43 万7000戸だった。

自動車産業の持続的な力強さは製造業を支えている。商務省が26日 発表する2月の耐久財受注額は前月比3.9%の予想。1月は同4.9%減 (改定値)だった。米ボーイングの2月の航空機受注が179機と、前月 の2機から大きく持ち直したことが、耐久財受注額の回復につながった ようだ。変動の大きい輸送用機器を除く受注は6カ月連続で増加したも よう。

商務省が28日発表する10-12月(第4四半期)の国内総生産( GDP)確定値は年率換算で前期比0.5%増(中央値)と、改定値の 同0.1%増から上方修正が見込まれている。

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原題:Consumer Spending Gains Help Drive Orders: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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