米JPモルガン取締役会、ダイモンCEOの会長兼任を支持

米銀JPモルガン・チェースの取締 役会は22日、ジェイミー・ダイモン氏(57)が会長と最高経営責任者 (CEO)の兼任を続けるべきだと表明した。2012年に過去最大のトレ ーディング損失を出した部門の適切な監督を怠ったとして、取締役会は 同氏への報酬を半減した。

取締役会は株主総会向けの資料で「ダイモン氏が両職を兼任するこ とが、現時点では最も効率的なリーダーシップモデルだと判断した」と 説明。株主に対し、会長職とCEO職を分離する提案に反対票を投じる よう促した。

JPモルガンは昨年、メアリー・アードス氏とダニエル・ピント 氏、マシュー・ゼームズ氏の幹部3人に、ダイモン氏を上回る報酬を支 払った。一方、巨額のトレーディング損失の責任を問われた幹部からは 1億ドル余りの報酬を回収した。

同行が昨年、62億ドル余りのデリバティブ(金融派生商品)損失を 開示してリスク管理の不備が明るみになって以来、ダイモン氏について は会長職を降りるよう求める声が強まっている。

原題:JPMorgan Board Backs CEO Dimon as Chairman, Pays Zames More (1)(抜粋)

--取材協力:Steven Crabill.

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