欧州株:ほぼ変わらず、キプロス情勢を注視-週間は値下がり

22日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。キプロスは100億ユーロ規模の救済策を確保する方策を模索 している。指標のストックス欧州600指数は週間ベースで、1カ月ぶり に下げた。

ノルウェーのサーモン養殖会社マリンハーベストは5カ月近くで最 大の値上がり。需給逼迫(ひっぱく)と価格上昇で利益見通しが改善し た。一方、ドイツのトラックメーカー、マンは5カ月ぶり大幅安。同社 経営権の完全取得を目指す独自動車メーカーのフォルクスワーゲン (VW)は、マン株主に1株当たり80.89ユーロの買収額提示を計画し ている。英高級バッグのマルベリー・グループは昨年10月以降で最もき つい下げ。通期売上高と利益が予想に届かないとの見通しを示した。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の294.04で終了。一時 は0.3%上げた。前週末比では1.1%安。前週までは4週連続で値上がり していた。ブルームバーグがまとめたデータによれば、この日の構成銘 柄の売買高は30日平均を0.9%上回った。

モンテーニュ・キャピタル(パリ)のファンドマネジャー、アルノ ー・スカルパシ氏は「キプロス情勢を見守っている。解決策が見いださ れるだろうと思う」と語った。

キプロスでは、救済融資を受けるために必要な法案の審議が進んで いる。欧州中央銀行(ECB)は救済合意ができなければ、キプロスの 銀行への緊急流動性支援を25日までで打ち切ると通告した。

22日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が下落した。

原題:European Stocks Little Changed as Cyprus Seeks Bailout Agreement(抜粋)

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