3月のドイツIfo景況感は106.7に低下、予想外-危機再燃で

ドイツのIfo経済研究所がまとめ た3月の独企業景況感指数は予想に反して低下した。前月は10カ月ぶり 高水準に上昇していたが、キプロス情勢でユーロ圏債務危機が再燃した ことから反転した。

Ifo経済研が22日発表した企業景況感指数は106.7と、2月 の107.4を下回った。低下は5カ月ぶり。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト42人の予想中央値は107.8だった。

欧州中央銀行(ECB)はキプロスが欧州連合(EU)主導の救済 策の条件に合意できなければ、同国の銀行への緊急流動性支援を打ち切 ると通告。ユーロをめぐる懸念が再燃し、金融市場が混乱している。一 方で、ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた3月の独景 況感指数は予想に反して3年ぶり高水準に達したほか、ドイツ連邦銀行 (中銀)は同国経済が引き続き回復基調にあるとの認識を示している。

デカバンク(フランクフルト)のエコノミスト、アンドレアス・シ ョイアレ氏は「キプロスの問題はこれまでのところ、ドイツ企業に脅威 となるかもしれないという程度だ」と述べた上で、「この問題を解決す る欧州の能力を金融市場が疑い始めれば、不透明感が再び高まり、企業 は一段と慎重になるだろう」と続けた。

この日同時に発表された3月の期待指数は103.6と、前月の104.6か ら低下。現状指数は109.9と、2月の110.2を下回った。

原題:German Business Confidence Unexpectedly Declined in March (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Chris Malpass.

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