中国の経済成長率:今年は8.5%、来年8.9%へ-OECD

世界の景気回復が脆弱(ぜいじゃ く)な中で、中国経済は今年と来年、成長が加速するとの見通しを経済 協力開発機構(OECD)が示した。

OECDは22日、北京で公表した報告書で、「この10年間、中国の 成長は緩やかに鈍化するものの、引き続き高水準の伸びを維持する見通 しだ」と指摘、今年の中国成長率が8.5%、来年は8.9%になると予測し た。OECDによれば、中国は住宅の需要拡大と企業投資持ち直しの恩 恵にあずかる一方、輸出の伸び悩みは続く見込み。

グリアOECD事務総長はこの日の北京での記者会見で、「活動は 徐々に回復し、中国が繁栄への道を歩み続けるため必要とする野心的な 改革を支える力強い環境がもたらされる」と述べた。

OECDは、世界の経済環境については「引き続き脆弱」だとし、 中国は必要に応じ「金融・財政を通じた慎重な追加刺激策」を講じるこ とができると指摘。海外、特にユーロ圏で「想定より悪い事態」が生じ れば、中国は利下げで対応するのが「適切」だと助言した。

原題:China Economic Growth to Accelerate to 8.5% in 2013, OECD Says(抜粋)

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--取材協力:Stephen Engle.

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