米シティ、幹部向け報酬プランが収益改善に寄与と主張

米銀シティグループは、同行株主が 昨年反対した利益配分計画を含む主要幹部向けの報酬プランが同行の収 益性の支えとなっているとの認識を示した。昨年就任したマイケル・コ ルバット最高経営責任者(CEO)ら経営陣のつなぎ留めこそが必要だ との考えだ。

シティは年次株主総会の委任状の届け出で、「重要な幹部」が競合 行に転職したことから、同行の報酬プランが生き残りには不可欠だと説 明した。金融危機時に破綻回避で450億ドル(現在のレートで約4 兆2700億円)相当の公的支援を受けたシティは2009年、主要従業員利益 配分制度(KEPSP)と呼ばれるこの報酬プランを策定した。

シティは、KEPSPが「主要リーダーのつなぎ留めに寄与してい る」とし、「新しいCEOと経営陣、その他の重要な幹部がとどまって おり、シティは持続的な収益性を取り戻すことが可能となった」と記し ている。

同行の広報担当者マーク・コスティリヨ氏は、KEPSPの策定を 促したのがどの幹部の退社なのか具体的な氏名を挙げることは控えた。

--取材協力:Michael J. Moore.

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