南ア、08年以降で最悪の電力不足の恐れ-鉱山生産に影響か

南アフリカ共和国の基幹産業である 鉱業が過去5年で最悪の電力不足に見舞われる見通しだ。プラチナと金 の生産や通貨ランドに影響が及ぶ恐れがある。

南アが冬季に入り暖房需要の拡大が予想されるため、南アフリカ電 力公社は需要に対応できるよう努めている。ただ、ケープタウン近郊の 原子力発電所の不具合で電力供給が抑制されている上、モザンビークで の洪水の影響で電力輸入は減少している。

アフリカ南部エネルギー集約的消費事業者団体のディレクター、シ ョーン・ネル氏は「電力不足のリスクがかなりある。システムが困難な 状況に陥る非常に多くの要因が予想される」と指摘した。南アでは2008 年1月に停電が発生し、英アングロ・アメリカンの複数の鉱山の操業が 5日間にわたって停止したほか工場にも影響が出た。再度このような事 態となれば、2.7%と予想されている南アの今年の経済成長が脅かされ る可能性がある。

原題:Biggest Crisis Since 2008 Looms for South African Mines: Energy(抜粋)

--取材協力:Tshepiso Mokhema.

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